
サッカーのスパイクって種類がありすぎて
どれがいいのか分からない💦

子供にスパイクを買ってあげる時に
気をつけることがあれば教えて欲しいです🙇♀️

スパイクの良し悪しって何で判断すればいの??
こんな疑問を解決するために
今回は、
サッカースパイクの失敗しない選び方
を解説していきます。
スパイクを選ぶ基準は人によって違うと思いますが
その中でも絶対に外してはいけないポイント
についてもお話しできればと思います。
実際にオススメのスパイクに関しては
こちらの記事を参考にして下さい。
選び方のコツ

結論から申し上げますと、
サッカースパイクを選ぶ上で最も大切なことは
「履きやすさ・動きやすさ」です。
このポイントを外してしまうと
プレーの質の低下に繋がったり
怪我のリスクが高まってしまいます。
履きやすさや動きやすさに直結する
スパイクを選ぶ上での基準ポイントを
解説していきたいと思います。
絶対に外せない基準ポイント5つ

スパイクの履き心地を構成する要素には
大きく5つのポイントがあります。
選ぶ際の判断材料にして頂けたらと思います。
サイズ感
まずはスパイクに限らず、
シューズ類を選ぶ際の基本である
サイズ感です。
ことスパイクに関しては
より重要視する必要があります。
大きすぎてつま先が余ってしまっていると
足先に動きが出過ぎてしまい
疲労の原因にもなりますし、
実際の素足の感覚との差が生じてしまい
プレーの質が低下することも考えられます。
反対に小さすぎるのも問題です。
つま先が窮屈な状態でプレーすることにより
爪が変形してしまったり、足先を痛めてしまう可能性もあります。
また成長期に過度に窮屈なスパイクを履くことは
足の成長に悪影響を及ぼすこともありますので
注意が必要です。
目安としてはつま先が0.5-1.0cmほど
空いているのが好ましいですが、
ジャストサイズが好きな選手もいるので
極端にどちらかに触れない範囲で
自分にあったサイズを選んで下さい!
足の形状とのフィット感
サイズの次は、
フィット感です。

サイズはピッタリなんだけど
なんかしっくり来ないんだよな😥
こんな印象を抱いたこともあると多いますが
その原因がこのフィット感です。
- 足の幅
- 土踏まずの高さ
- 足の甲の高さ
- 足指の長さ
など、サイズ以外にも
フィット感を左右する要素はたくさんあります。
人によって足の形状は様々で
この部分に関しては
一概に「これがいい」とは言えない要素ですので
これらの要素もキチンと意識しながら
スパイク選びをして欲しいと思います。
使用環境にポイント(ソール)が対応しているか

スパイクの商品名に
『HG』とか『FG』などという表記を
目にしたことはありませんか?
ご存知の方もいるかもしれませんが
あれ、実は
どんなグラウンドに適しているか
という適正環境を記したものなんです。
HG(ハードグラウンド)
→硬い土のグラウンド用でスタッドが高い
FG(ファームグラウンド)
→天然芝用に滑りにくい細くて長いスタッド
AG(アーティフィシャルグラウンド)
→天然芝用で地面との接地面多めの構造
SG(ソフトグラウンド)
→雨天時の天然芝や土のグラウンド用で
アルミニウムの取り替え式スタッドがメイン
といったように
使用する環境によって適切なスパイクは異なります。
プレーする場所はどんなグラウンドかを把握し
環境にあったスパイクを選びましょう。
また場合によっては、複数購入して
グラウンドや天候によって使い分けることも
必要になります。
人工皮革or天然皮革
次に注目するのは
使われている革の使用原料です。
大きく分けると
天然皮革と人工皮革に分けられますが
天然皮革の中にも
- 牛革
- カンガルー皮革
など種類があります。
天然皮革の中ではそこまで大きな違いはありませんが
人工皮革と比べると革の伸びやすさが大きく変わります。
自分の足の形にどんどん馴染んでくれるので
私は天然皮革のスパイクを愛用していました。
それぞれのメリット・デメリットをまとめておきます。

天然皮革のメリット
先ほども申し上げた通り
皮が柔らかく、足に馴染みやすいため
フィット感は格別です。
メンテナンスをしてあげることで更に柔らかくなり
とにかく履き心地の良さが特徴です。
天然皮革のデメリット
デメリットは2つあって
価格の高さと壊れやすさです。
当然のことですが、
天然の皮を使用しているので
価格は高めになってしまします。
またメリットの裏返しにはなりますが
革が柔らかく伸びやすいため、
長く使用すると、破れてしまうことも多々あります。
交換頻度も多くなり、単価も高いので
経済的には負担が大きくなってしまう傾向にあります。
人工皮革のメリット
天然皮革のデメリットとは反対に
価格は比較的安いことと長持ちすることが挙げられますが
その他にもう1つ
雨天時に強いことが挙げられます。
天然皮革と違い
水分を吸収しづらく
重くなりにくいというメリットがあります。
人工皮革のデメリット
これも天然皮革のメリットの反対に
皮が伸びづらく、足に馴染みにくいことですが
逆にいうと
最初から足に合っているものが見つかれば
デメリットは少ないとも言えます。
お気に入りのものが見つかってしまえば
コストパフォーマンスは高いと言えますよね。
ヒールのホールド感&ソールの屈曲位置
最後は
かかとのホールド感とソール(側面)の屈曲です。
これはかなりマニアックな話ですが
かかとというのはアキレス腱に繋がる大切な部位です。
それでいてかなり無防備な状態なので
かかとがキチンとホールドされ、守られるスパイク
を選ぶ必要があります。
また、ソールの屈曲は
足指の付け根の少し下あたりで
しなやかな屈曲をするものが理想です。

時々スパイクの中央付近で屈曲するものが存在しますが
人間の足は土踏まずは屈曲しない構造なので
オススメできません。
足の自然な動きをサポートするためにも
気をつけたいポイントですね。
流行やデザインで決めるのは危険

冒頭にも触れましたが
流行やデザインは優先すべきではない項目です。
もちろん最新のカッコいいスパイクで
気分を上げたい気持ちも理解できますが
まず最優先すべきは履き心地や動きやすさです。
厳しいことを言うようですが
カッコいいスパイクを履いても、上手くはなりません。
しつこいようですが
間違った選び方は
怪我やプレーの質の低下に繋がります。
まずはしっかりと自分の足に合うかを確かめて
その上でお気に入りのスパイクを見つけていって欲しいと思います。
まとめ

今回は
正しいスパイクの選び方
ということで
スパイクを選ぶ際のコツやポイントを
詳しく解説しました。
多くのスパイクの中から
自分に合うものをキチンと見つけ
楽しいサッカー人生を送ってもらえたらなと
思っています。
以上参考にしていただけると嬉しいです。
それでは次回、またお会いしましょう。

またねっ👋
コメント