
試合中にパスミスをしてしまうことが多いんだけど、
どうしたら改善出来るかな?

パスの精度を高めるために、意識することを教えて下さい!!
ということで今回は、こんな悩みを解決するべく、サッカーにおける重要要素
『パス』の精度を上げるための
具体的なコツを解説したいと思います。
試合を構成する多くの要素のうち、パスはかなりの割合を占めています。
つまり質の高い試合には、質の高いパスが必要不可欠だということです。

まずは、ザッと意識すべきことを書き出します。
パスが上手くなるコツ4選
以下4点が意識すべきことです。
- ボールを受ける時のポジションと体の向き
- 蹴りやすい位置にトラップする
- できるだけインサイドを使う
- 味方のどちらの足にパスを出すのかまで意識する
順に、詳しく解説していきます。
ボールを受ける時の体の向き
1つ目のポイントは、パスを受けるときは、できるだけ良い状態でもらうということです。
ここで言う良い状態とは、
- 相手からプレスを受けない位置
- 次のプレーがしやすい体の向き
この2つが成立していることを指します。
パスは良い状態であればあるほど精度は高まります。
体の向きを次のプレーを意識して変えることで、プレーのスピードが格段に上がります。
また、こちらが良い体の向きでいつでもパスを出せるようになれば、相手は無闇に飛び込めず、よりフリーになることが可能です。
蹴りやすい位置にトラップする
『パスの上達はトラップにあり』
とも言えるほどだと思います。
先ほどお話しした “良い状態” でボールを受けたとしても、トラップがズレてしまっては、相手にプレスをかけらてしまいますし、良いパスは出せません。
まずはボールを蹴る際に自分が1番蹴りやすい位置を探し、常にそこにトラップ出来るよう、練習を重ねましょう。
できるだけインサイドを使う

これはあまり指摘されることは多くないかと思いますが、
とても大事なことだと思います。
アウトサイドのパスやヒールパスなど、プロ選手が実際にプレーする姿を見て、真似をしたくなる気持ちもわかります。
見ていて華やかですもんね。
しかし、1番精度の高いパスはインサイドキックであることは、ほとんどの人が理解できると思います。
極力ミスを減らすためにはインサイドキックを使うべきなのです。
なぜならば、そのためにはボールを受ける前の入念な準備が必要だと言う隠れた真実が隠れているからです。
前項まででもお話しした通り、
- 良いポジショニングをとり
- 体の向きを整え
- トラップを思い通り止める
という3つの条件を完璧にこなしている証拠なのです。
どれか1つでも欠けてしまえば、相手にプレスを受けてしまい無理な状態でのパスにつながってしまいます。
味方のどちらの足にパスを出すのかまで意識する

先ほどまでは、自分がより良いパスを出すために
意識すべきことでしたね。
最後のコツに関しては味方のことを考えた注意点です。
それはパスを出す際に、味方のどちらの足にパスを出すのかということまで意識できると最高ですね。
- 敵が右側にいるなら左足に出してあげる
- フリーであればトラップしやすい利き足に出す
など、味方がよりスムーズにプレーできるようなパスを心掛けられるようになると、試合に質はさらに高まります。
結果的に自分のパスは成功ということになり、評価も上がることでしょう。
パスを出す時に大事なポイント
ずばり、それは
パスにメッセージを込める
ということです。
4つ目のコツでも触れましたが、良いパスかどうかは受け手が決めるものです。
- 味方のやりたいプレーを汲み取り
- 同じイメージを持って
- 味方が欲しい場所に欲しいタイミングで
出せたパスは間違いなく良いパスと判断されるでしょう。
まとめ
今回は、
試合中のパスの精度を上げる方法
について解説しました。
サッカーは11人で行うものであり、パスは味方がいて初めて成立するものです。
常に味方との意思疎通を図れるよう意識して、パスの成功率を高めていって欲しいと思います。
キックの種類と使い分けの詳細についても、こちらでご確認頂ければと思います。
それでは次回、またお会いしましょう。

またねっ👋
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